精神保健福祉士の職場と適性について知ろう

精神保健福祉士が働く職場/精神科医療機関

精神保健福祉士が働く職場/精神科医療機関

総合病院の精神科、精神科専門の病院、精神科の診療所、
医療機関を併設しているデイケア、
介護老人保健施設などがあります。

精神科医療機関での精神保健福祉士の仕事内容

精神保健福祉士の仕事内容は、勤める医療施設によって
少しずつ異なりますが、
中心となるのは、やはり精神障害者の生活が
スムーズになるように支援するという役割です。

 

医師や看護師のように、治療を中心に行う医療専門職とは異なり、
あくまで福祉のスペシャリストとして、
医療と家庭、地域社会の橋渡しをしたり、
患者さんの権利擁護を大切にしながら、仕事をしていきます。

精神科病院

精神科病院は、2006年に「精神病院」から名称が変更になっています。

 

しかし、精神保健福祉士は、歴史的には、もっと古い時期から、
精神科病院で活躍していました。

 

日本には、1500箇所以上精神科病床を有する病院があります。
そして、病院によってもさまざまですが、
複数の精神保健福祉士が働いていて、
多い病院では20名を超える精神保健福祉士がいます。

 

これらの精神科病院では、
精神保健福祉士は、まず、今までの患者さんの生活や生育、生活の歴史、
学校や家庭での様子、職場での対人関係や
受診に至る経過などをじっくり聴くことから始めます。

 

そして、受診に来た患者さんや、入院をしている患者さん本人、
そのご家族の不安や悩みを受け止めながら、
医師の診察に必要な情報を聞き出したり、
入院になった場合は、学校や家族、
職場との調整や医療費等の経済的な相談に応じたり、
入院中の生活に関わる日常的な相談を主な役割としていきます。

 

患者さんの病態が良くなり、退院が近づくと、
精神保健福祉士は、学校や家庭、家族の受け入れを調整します。

 

長い入院生活を送っていた患者さんが退院するときは、
アパートやグループホームなど住む場所を探したり、
働く場所の確保をするなど、
患者さんとじっくり話し合いをしながら
精神保健福祉士は、自らの仕事を進めていきます。

 

また、患者さんが退院した後も、
地域で支える機関や援助者に結びつくまで、
しばらく家庭訪問をするなどして、患者さんを見守ります。

精神科診療所

「精神科」や「神経科」を掲げた精神科診療所は、
近年とても増えています。

 

国民の40人に1人が精神化を受診するというように、
日本では、うつ病や神経症などの病気が大幅に増えてきました。

 

そして、精神科診療所のうち、約半数の診療所で、
精神保健福祉士が働いています。

 

診療所には、自宅で日々暮らす患者さんが通院してきます。

 

そのような精神科診療所で精神保健福祉士は、
医師に協力し、患者さんの生活に関わる情報を聞いたり、
患者さんの日々の生活の課題の解決を共に考えるなどします。

 

また、デイケアに通い、同じ病気をわずらっている仲間と共に
生活のリズムを整える支援や、
復学、復職、進学や働く準備をする、友達を作るなどの支援を行います。

 

診療所に配置される精神保健福祉士の数は、
少ないところでは1名ですが、
多いところでは大勢の精神保健福祉士が活躍しています。

 

また、療養型病院や介護保険関連施設などでも
精神保健福祉士は多く採用され、
認知症の患者さんなど高齢者や家族の支援にあたっています。


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